行政書士による自動車に関連する業務とは

皆さんは、行政書士の仕事と聞いてどのような仕事を思い浮かべるでしょうか。

公的な提出書類作成や手続の代行などを行うのが行政書士の仕事ですが、その中には自動車に関連した業務もあることをご存じでしょうか。

今回は、行政書士による自動車に関連する業務について、詳しく解説していきます。

行政書士による自動車関連業務の具体例

行政書士による自動車関連業務の主な具体例は以下の通りです。

⑴自動車の名義に関する必要書類についての相談対応

通常の名義変更や廃車の際、自動車について相続が発生した際など、自動車の名義変更が必要となる場面は少なくありません。

そしてこのような自動車の名義変更では、必要書類の作成やその前提としての資料収集の作業が欠かせません。

行政書士は、名義変更のための必要書類の作成や資料収集を行い、迅速に名義変更手続きを行います。

⑵車庫証明書の作成及び申請手続きの代行

車庫証明書は正式には自動車保管場所証明書と呼ばれる自動車の保管場所の存在を証明する書類で、自動車を購入してナンバー登録をする際などに必要となります。

また、車庫証明書は、車庫の所在地を管轄する警察署で申請書類をもらって作成します。

必要書類が準備できたら再度車庫の所在地を管轄する警察署へ行き、申請手続きを行います。

このように、車庫証明書の取得には少なくとも2回警察署に行く必要があります。

また、見慣れない申請書類の作成それ自体に時間がかかってしまい大変だという方も少なくありません。

行政書士は、申請書類の作成や警察署での手続きを依頼者の方に代わって行うことができます。

⑶運送業の許認可申請

運送業を営むためには、運送業許可が必要となります。

運送業許可取得のための要件には、貨物自動車運送事業法のほか、都市計画法や農地法、建築基準法、消防法、道路法など様々な法律が関係する複雑なものとなっています。

そのため、一般の方が運送業許可申請を円滑に行うことは難しく、大変な時間と労力が必要となります。

この点、行政書士は申請手続きのプロフェッショナルとして、このような難解な運送業許可申請も迅速・適切に行います。

⑷自賠責保険への加入手続き

交通事故によって発生した損害に関する保険には、①自賠責保険と②自動車保険（任意保険）の2種類があります。

このうち、②自動車保険（任意保険）への加入は任意ですが、①自賠責保険への加入は義務となっています。

行政書士は、このように自動車を購入する場合に必要となる自賠責保険への加入手続きを依頼者の方に代わって行うことができます。

自動車関連業務はリージャイズ行政書士事務所におまかせください

今回は行政書士による自動車関連業務の具体例について解説していきました。

リージャイズ行政書士事務所には、自動車関連業務に詳しい専門家が在籍しております。

お困りの方は、お気軽に一度ご相談ください。